調布駅南第１地区第一種市街地再開発事業｜実績詳細|株式会社タカハ都市科学研究所

事業の経緯・特徴

本地区は甲州街道の宿場町である布田五宿のひとつとして栄えたことから、狭小幅員の道路が多く都市基盤が未整備な状態であり、土地形状も間口狭小の短冊形のため土地の高度利用が図りにくい状況でした。このとこから、本地区は京王線連続立体交差事業にあわせて一体的に整備すべく、弊社は平成14年よりコンサルタントとして本事業に参画いたしました。

本事業では、調布市の顔である調布駅前の拠点となるべく、調布駅前広場の整備計画にあわせて良好なオープンスペースを確保することで人々の交流の場を提供し、駅前の活気化に寄与すること、さらに、土地の高度利用により、駅前拠点地区にふさわしい業務・商業の集積を図りました。また、都市計画道路・区画道路を一体的に整備し、交通結節機能の強化と良好な歩行者空間を確保しました。
建築物についてはガラスのカーテンウォールを採用し、近代的で機能的な趣きを反映させました。