インターミディアリーとは
インターミディアリー(intermediary)
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もともと、インターミディアリーとは、英語で「中間」、あるいは「仲介」「中継」といった意味を持ちます。
自らが住む街を良くしていくための住民主体の地域事業、「コミュニティ・ビジネス」の米国での事例が紹介されるにつれ、その重要性が日本でも話題になってきています。この事業は、利益追求を第一目的とせず、競争にとらわれない性格を持つ事業ですから、NPO・NGOの体制を取ります。米国では、2000 を超えるCDCs(Community-based Development Corporations:コミュニティ開発公社)と呼ばれるNPOがあり、住宅事業をはじめとして、商工業開発、雇用開発、社会福祉サービス、芸術文化活動など多彩な活動を行っています。このCDCsを資金面などにおいてバックアップするために設立された組織としてもっとも知られているのが、LISC(Local Initiatives Support Corporation:地域主導事業支援機構)です。政府や民間企業から資金を集め、それをCDCsに提供したり、CDCsが資金調達をする際の保証人になったりと、強力な支援活動を行います。このLISCこそが、いわゆる「インターミディアリー」と称される中間組織の米国における代表例です。
つまりインターミディアリーとは、資金や人材等を提供する行政や企業と、それをもとにコミュニティのために活動するNPO・NGOとの仲介をする組織のことを言うのです。インターミディアリーは、主に資金面でのサポートが中心になりますが、人材育成など資金面以外の経営管理的な課題についてNPOをサポートする団体をMSO(Management Support Organization)と呼びます。また、情報交流やネットワーク作りなどNPO全体の社会的基盤整備を目的としている団体もあり、「インフラストラクチャー・オーガニゼーション」などと呼ばれています。
我が国においても、再開発事業等のまちづくりの分野をはじめ、このインターミディアリーの創設が議論されておりますが、単に米国の焼き写しではなく、日本ならではの組織づくりを進めていかなくてはなりません。そのためには、行政・企業・市民それぞれの意識改革と対話能力の向上が必要であり、その前提条件として、規制緩和・情報公開といった具体的な政策の実行が求められています。
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