活性化構成員の集団化と情報化水準1
商店街の活性化に向けた様々な活動には、ソフトな面とハードな面があります。ソフトな面の充実が伴わなければ、ハードな面、すなわち商店街施設や付加機能をいかに整備しても活性化の成果は決して高くないのはいうまでもありません。もちろん、前章までに述べてきましたように、ハードな面にもコンセプト作りや計画上工夫すべきことは多くあります。しかし今のところ、強い商店街の組織化に関する成功例はあまり多くを見ることはできません。今まで、活性化の試みに見られるおおくの事例にも投資の割に低い成果しかなかったり、あっても継続的な成果が得られにくいことが観察されます。
商店街なり地域なりを構成している人々が、一定の目的のために結束して、あたかも一つの先端的な企業のように活躍したとしても、なお難しい時代の背景があることはよく知られている所ですが、これをよくかみしめて具体策として組み上げていける地区は大変少ない状態のように思われます。そして具体策を実現し成功した商店街はさらに少ないものと思われます。
しかしながら、中心市街地の活性化はあくまで集団として機能するようにならなければ、あり得ないことも解っています。どの様にすればこれが解決するのかが極めて重要な要件と思われます。
続きを読む
(C) 2009 中心市街地の活性化(新しい道筋)