マクロ・プランニングの限界とマイクロ・プランニング
ここ数十年にわたる高度かつ安定的な経済活動は、土地本位制や終身雇用制あるいは護送船団的な公的指導体制に支えられて常に拡大してきました。この様な高度成長が進展しているときは、経済社会は善し悪しは別として一定の秩序に従って活動していたため、一定の構造式や簡単な物理学のモデルを社会現象に適用しても、充分に説明することが可能でした。しかし安定成長やむしろ経済が低調な状態に移行してくると、そこにはもはや巨視的な立場をとるマクロ解析が可能となるような、経済活動に必要な水準の秩序は当分整備されそうもありません。
すると、一定の秩序によって構成されているとした商圏構造を、構造式に直して未来予測をしたり、競合などの力関係を分析することが可能であったマクロ手法による解析手法は、新しい秩序の構築が可能になるまで難しいことになるでしょう。
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(C) 2009 中心市街地の活性化(新しい道筋)